ギャンブル依存症とキャッシング、そして借金地獄の流れ

ギャンブル依存症

先日私はこんなツイートをしました。

ギャンブル依存症の方にクレジットカードは正直相性は良くないでしょう。

ただ現在の日本の決済環境はクレジットカード無しでは面倒な事も多く、正直その存在はありがたい物だったりするんですが、キャッシングというATMさえあればすぐにお金を借りれるというサービスが、むしろギャンブル依存症の方を狙ってるかのような勢いで「限度額上げときますね♪」という電話が来ます。

実際言葉にはしなくても、正直狙っている気はします。

そしてこれのせいで苦しんでる方も多いでしょう。

キャッシングはお金を借りている自覚が薄まる

給料を下ろすときATMを使う方が一般的だと思うんですが、キャッシングも同様近くのコンビニATMですぐに現金を借りる事が出来るんですが、普通に考えると、そうそう現金数万円借りないといけない状況ってあまりないんですよね。

実際初めてクレジットカードを持った方は、キャッシングの存在を知らない場合も良くあります。

ギャンブル依存症者がこのサービスを知ってしまうと後は時間の問題です。

一度借りれば後は口座の残高が増えたような感覚で、少しだけ、少しだけが繰り返され、気付けば限度額いっぱいになり、そこから借金返済の道が始まります。

最初は使わないつもりだった

私がそうでした。銀行のカードにクレジット機能もついていて、便利だなと申し込んだ結果、ATMにカードを入れると、キャッシュカードかクレジットカードかの選択肢が出てきて、気になって押してみると、キャッシングの限度額が表示されました。

お金が増えた感覚があったのは記憶しています。

ただ最初は勿論使う気なんてないんです。

本当に困った時、何かあった時使わせてもらおうぐらいの気持ちでした。

ですがまぁそんな覚悟も二ヶ月持てばいい方です。

ギャンブル依存症の私は、当時当たり前のようにパチンコやスロットで遊んでいたのですが特にスロットにハマっていました。

スロットには天井機能という、ある一定の回転数まで回せば絶対に当たる仕様があります。

当時天井手前まで回し、資金が底を尽きた時誰かに後数千円で当てられる事が許せませんでした。

当たり前ですが、それまでに数万円つぎ込み当たらず、次の人は数千円で当たることに納得は難しいんです。

そしてその思考も計算されたギャンブル業界の思惑通りなのですが…

話を戻すんですが、もうお分かりのようにその数千円のためにキャッシングに手を出します。

だって一万円借りても、その中の数千円で当たるので結果プラスじゃないですか?

すぐ返せばいいやぐらいの感覚です。

気付けば限度額、でも増える限度額

ギャンブル依存症はこれを繰り返すのです。

一万円借りて当たり、増えたとしてもまたすぐ無くなって、増えても次の日ギャンブルして結果減っていく、これがギャンブル依存症である限り永遠に続きます。

しかも返済はその日じゃなく翌月の指定された日です。

さらにリボ払いという利息は上がるが一月の返済額が減りますなんて甘い言葉があり、10万借りても一月の返済額は5000円前後なんです。

こうなると止められません。さすがに5000円程度は毎月払えるんです。

ですが、カード会社から電話があり、「毎月ちゃんと支払ってくれているので限度額あげますね♪」という地獄への直通特急へ招待されます。

後はもう現金を引き出している感覚でATMに走り、負けてお金がなくなってもキャッシングあるからご飯は食べれる、残高無いけど、友達と約束あるし、先月返したからまた一万円借りれる。

はっきり言ってキャッシングなんてサービス、どんなに多くても五万円もあれば緊急事態を乗り越えれます。

そして利用履歴はカード会社にはわかるはずなので一日に何度も借りたりすれば誰だってギャンブルと分かるんです。

それを止めるどころか、限度額を増やし、気付けば給料が返済で消える所まで追い詰めるのです。

キャッシングは地獄のスタート地点

正直書いてる私が昔を思い出し、お腹一杯ですが、まだまだ続きます。

キャッシングで限度額ギリギリまで行くともうお金は借りれません。

ですが、ギャンブル依存症の方は病気なのです、給料日まで二週間もあるのに残高が三桁でATMじゃ下ろせないなんて多々あります。

でもキャッシングはもう使えないため次は消費者金融でお金を初めて借ります。

家族や友人にお金を借りれる場合であれば生きていくお金を借りて終わりなのですが、すでに何度も借りている場合が多い、もしくは元々貸してくれるような人がいない場合、死ぬわけにも行かないので渋々消費者金融に行くのです。

勿論この時点では消費者金融、サラ金は怖いと認識はしてます。

ですが、もうどうしようもないんです。

そして最初は3万~10万ほど借りて事なきを得るのですが、ギャンブル依存症の本領発揮はここからです。

消費者金融でもクレジットカードのようにカードを受け取り、支払いはそのカードを使ってATMで返して下さいねと言われるのですが、そのカードもクレジットカードと同じくコンビニATMで更にお金を借りる事が出来ます。

もう言う必要もないと思いますが、その先はキャッシングと同様です。

膨れ上がり、危機感を抱いたときは借金地獄

クレジットカード一社のキャッシングの限度額いっぱいだけの返済は割とどうとでもなる金額です。

ネット回線の月々の支払いレベルか、大手キャリアのスマホの料金ほどです。

ですが、クレジットカード複数、消費者金融も複数となるともう返済で生活が出来なくなり、返済自体が遅れることも増えてきます。

そして逃げ込む先はギャンブルです。

ギャンブル依存症者はギャンブルで10万や20万お金が増える可能性があることを知ってるからです。

当たり前ですが、そんな毎度行くたびに出る額じゃありませんし、減る確率の方が高いのも知ってます。

ですが、支払いをすれば食べれなくなり、支払いをしても食べる方法はギャンブルしかないと思い込み結果支払いか、生活かの選択肢がどちらも選べない状態まで落ちます。

落ち切ってから見始める現実

ここまで読んでいてどう思いますか?

率直にいうと、借りなきゃいいじゃん?って思いますよね(笑)

あくまでギャンブル依存症は病気なんです。

そしてギャンブル依存症の方を狙ったようなシステムが存在して、上げる必要のない限度額の上昇に、ほんの一万円だけという気持ち。

これだけでギャンブルの方は落ちる限界まで落ちます。

本人も気付いてるんです、ですが気付いてないフリをするんです。

ギャンブルをしているときは本当に意識がそれだけに集中し、いやな事、不安な事その瞬間だけは忘れることが出来るんです。

なので借金をしたという現実から、ギャンブルで目を逸らし、更に借金を重ねて、また目を逸らす悪循環も出来上がるんです。

そしてある日現実に直面します。

もう借りれないのです。限度額は年収で換算され、人によって額は変わりますが、さすがに無限にお金を貸す訳ではありません。

限度額は、延滞しながらも利息と遅延損害金をギリギリ払えるところが狙われます。

「ブラックリストは嫌でしょ?」「ローン組めないの困るでしょ?」言われてはいませんがこんな言葉で責められている感じすらあります。

ですが今さら何をどうしようと、お金を借りたのがこちらで、悪いのはこちらなのです。

どんなに初めからギャンブル依存症の方を狙ったシステムが出来上がっていても、借りてしまい、払えない場合の非はこちらにあるのです。

一旦のまとめ

正直まだ酷い人間はここから更に落ちます。

ただ今回は長くなってしまったので、次回お話したいと思います。

ここまで見たアナタはどう思いましたか?

文字にすると本当に、ただただ借りなければいいじゃんって話なんですが、依存症とは恐ろしい物で、これは当事者にしか分からないのかもしれません。

ですが、誓って言いますが、家族や友人、大切な人に迷惑をかけたかったわけじゃないんです。

ただ最初は楽しくて、気付けばハマってて、いつの間にか止められなくて…

依存症じゃない方がこれを見たら、まずギャンブルをしないでください。

そして出来れば落ちそうな人を止めてあげて下さい。

閲覧いただきありがとうございました。お時間あれば他の記事もどうぞ。

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